長次郎
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「日経ヘルス」2006年2月号・3月号 P.12から記載おろし方で味わいに差が! ゆっくり「の」の字を描いて「細かくする」と香り豊かに 洋食にも使える万能食材 わさびはすりおろし方いかんで風味が違ってくる。 ポイントは「いかに細かく細胞を壊すか」。それには、鮫皮を使ってやさしくするのが大切だ。 肉に混ぜ込む、パスタに・・・・・・・と、料理の応用範囲も広い。 わさびのさわやかな香りと辛みは、日本人の食生活にかかせないもの。このツーンとした風味は、そのままの状態では感じられず、すりおろして初めて生まれる。 それを生み出すのが「すりおろす」という作業。この過程で酵素反応が起きて細胞が壊れると、生のままでは"休眠状態"の辛味成分が目覚めるのだ。 上手に辛味成分を引き出すには、酵素反応を活発におこさせること。つまり、細かくすりおろして細胞を壊すことが大切だ。 目の細かいおろし器で「笑いながらすれ」 そのためには、まず、目の細かい鮫皮使うのがポイント。目の粗いおろし金だと、十分に辛み、香りがひきだせないこともある。 そして、力を入れすぎず、やさしくゆっくり「の」の字を描くようにすること。「わさびは笑いながらすれ」といわれるゆえんだ。そうすれば、クリーミーで豊かな風味になる。 ちなみに、辛みのもとはアリル辛子油という成分。すりおろす前は、ブドウ糖と結合した配糖体シニグリンとして存在しているが、すりおろすとミロシナーゼという酵素が働いて結合を切り、辛み成分が生まれる。 |
「日経ヘルス」2006年2月号・3月号 P.10 P.11から記載
魚だけじゃない肉やチーズとも相性バツグン わさびをすりおろすと立ち昇るツーンとしたさわやかな香りと辛みは、刺し身やそばの味をピンと引き立てる。 さらに、殺菌作用のあるわさびを生魚に合わせるのは、効能の面でも理にかなっている。 わさびの辛みの正体は、アリル辛子油という成分で、すりおろして初めて生まれるもの。 生のままでは眠っている状態だが、すりおろすことで酵素反応が起きて、辛み成分となる。 ちなみにこれは、わさびスルフィニルとは違う成分だ。 辛みと香りを楽しむには、すって10分以内が目安。 これらの成分は揮発性なので、短時間で消えてしまう。 すりおろしたら、おちょこなどの器に入れて伏せておき、成分の揮発を防げば、楽しめる時間は2倍程度に延びる。 また、辛みが減ってきたらレモン汁を2~3滴加えると、ビタミンCの働きで再び酵素反応が起きて辛みが引き出せる。
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鋲止め高級商品
丸い形状ですりやすい(鋲無品も有)